白髪が多いと禿げないのは本当?

よく、白髪が多いと禿げないということを耳にしますが、これには科学的根拠というものがありません。というのも、白髪になる原因と禿げる原因というのは全く違うものなので、現時点では、白髪と禿げる関連性というものは何も分かっていないのです。白髪になってしまう間接的な原因というのは、生活習慣の乱れだったり、ストレスや睡眠不足など、体調を崩すことによって起こるものがあります。そして、髪の毛の傷みや頭皮の汚れによって栄養が行き渡らないことが原因になることもあります。

よくよく見てみると、こういった原因というのは、禿げてしまう間接的な原因ととてもよく似ていることが分かります。だからといって、白髪になったから禿げるということでもありません。白髪との間接的な原因は同じようなものですが、直接的な原因は全然違います。

白髪の原因というのは、髪の毛の色を決定するメラニン色素の働きが弱くなってしまうせいです。メラニン色素がしっかりと働いている限り、髪の毛は黒く保つことが出来ますが、働きが弱くなると、いわゆる髪の毛の色が抜け落ちた状態になります。だから、白髪になってしまうのですが、抜け毛というのはメラニン色素とは何も関係していません。

髪の毛が抜けてしまうのは、髪の毛自体に栄養が足りていなかったり、頭皮環境が悪化して毛穴が髪の毛をとどめておくことが出来ないからです。こう見ると、直接的な原因は双方に何のつながりもないのです。つまり、白髪の人でも禿げることはありますし、禿げないこともあります。

メニュー